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新刊発売『光の巫女を抱く夜』
CATEGORY : [物書き] 2016/06/01 00 : 31


2ヶ月ぶりの更新になります。
最近、友人からすすめてもらった『ウォーキング・デッド』という海外ドラマにハマりまして、寝ても覚めてもゾンビ三昧な毎日でした。
グロい映像苦手なくせに、人間ドラマの部分が面白くて、シーズン5まで一気に見てしまった(そして最後にはグロにも慣れた)。
風薫る爽やかな季節に何してるんだろうと、我ながら思わないでもないのですが。『アイアムアヒーロー』の映画も見に行きましたよ。

そんな話題のあとではありますが、新刊のご案内をさせてください。
このたびコバルト文庫40周年を記念して、
原案・前田珠子先生×香月せりかで、『光の巫女を抱く夜』というファンタジー作品を書かせていただきました。6月1日発売です。

【あらすじ】
命ある限り、互いを互いの『半身』とする神に選ばれた二人――ヒアルキトと、ハワルアト。
島国トランキザムでの神事を行い、命を削るようにして『ミユキ』が宿る晶脈石を生み出す。
ところが最近、より多くの晶脈石が必要とされる事態が起こっていた。いったいなぜ!?
三年前から訪れるようになった、大陸の皇子エイシャラムも交え、運命の大きな渦がヒアルキトたちを呑み込んでいく……!


そもそもこの企画は何かというと、前田先生の原案をもとにした世界観と主人公で、
二人の作家が、相手役の異なる二種類の恋物語を書くというコンセプトでした。
二ヶ月連続刊行で、ひずき優先生が先月、『光の巫女を放つ風』という文庫を刊行されています。
前田先生といえば、『破妖の剣』『天を支える者』などの人気シリーズがあり、長年にわたってコバルトを盛り立ててこられた大先輩です。
私自身も小学生の頃からの一読者で、お話をいただいたときは嬉しさと畏れ多さでおろおろしましたが、やれるだけのことをやろうと努めさせていただきました。
前田先生にも、ひずき先生にも、お世話になった編集部の皆さまにも、改めてお礼を申し上げます。
イラストは由利子先生で、キャララフを拝見したとき、ヒロインであるヒアルキトの愛らしさに加え、繊細できらびやかな衣装に見入ってしまいました。
帯の裏面には、あらすじ4コマ漫画も描き下ろしていただきました。必見です!
異国の皇太子エイシャラムとの出会いから始まる『光の巫女を放つ風』と、兄のような幼馴染みハワルアトとの関係を描いた『光の巫女を抱く夜』。
どちらか一方でも、できれば両方! 楽しんでいただければ幸いです。


また現在、WebマガジンCobaltで、舞台となるトランキザムの成り立ちを描いた、前田先生作の『創世神話』が連載されています。
ひずき先生による『光の巫女を放つ風』の番外編、『密か心』も読めちゃいます。
私も『光の巫女を抱く夜』の番外編(前日譚)で、『あなたとワルツを』という掌編を書かせていただきました。
こちらは6月3日(金)の更新になるようですので、本編を読んだ方もそうでない方も、ぜひぜひご覧になってみてください。

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こめんと [ 0 ] 
電子配信のお知らせ『氷雪姫は甘やかな淫熱に蕩かされて』&その他もろもろ
CATEGORY : [物書き] 2016/03/23 12 : 06

最近は大分温かくなって、出歩きやすくなりました。
そんな季節に、ちょっとミスマッチなタイトルではあるのですが、
『氷雪姫は甘やかな淫熱に蕩かされて 王弟の強引な略奪愛』(eシフォン文庫)が3月25日より、各電子書店にて配信になります。
あらすじは以下の通り。

――繰り返される淫らな調教、氷の心をとかすのは情熱的な愛。
不吉とされる双子として生まれ、存在しない王女として幽閉されて育ったグラディアは、妹シルスティアの身代わりとして、大国の王に差し出される。
閨にはべり、王を暗殺せよという密命を受けたのだ。
成功すれば父に認めてもらえる――その思いだけで海を渡るグラディア。
だが王に気に入られず、困り果てていたところに王弟リカードが声をかけてきた。
リカードは、昔グラディアに助けられた礼として、男を惑わす手管を授けるというのだが…!?

eシフォン文庫の創刊記念ということで、池上紗京さんの華麗な挿絵がすべてフルカラーでご覧いただけます!
ヒロインのグラディアは設定上、人間不信気味で、なかなか素直になれない女の子なのですが、池上さんのイラストのおかげで、本来の可愛らしさを表現していただけました。
いろいろとご迷惑をおかけした上、お忙しい中、手間のかかるお仕事をお引き受けいただいて、本当にありがとうございました。
こちらは本編の他にSSもついておりますので、少しでもお得感を感じていただければ幸いです。

またこのたび、香月せりか名義での作品も、いくつか電子化していただけることになりました。
先日ノベライズさせていただいた『小説 スミカスミレ』(オレンジ文庫)が3月18日から、すでに配信済み。
そして『身代わり花嫁は竜に抱かれる』(コバルト文庫)の3部作(副題はそれぞれ『満月の夜まで待って』『乙女の純潔をあなたに』『くちづけで変わる未来』)も、3月25日から配信が始まります。
『身代わり花嫁~』のほうは、1巻が出たのがかれこれ5年前。
懐かしさと恥ずかしさでそわそわするのですが、これを機会に、また新たな読者さんに読んでいただければ嬉しいです。
奇しくも『氷雪姫~』と同じように、双子姉妹、身代わり結婚のお話ですが、テイストはかなり違うというか、気軽に読んでいただける健全(?)ラブコメですので。



こめんと [ 1 ] 
『吉原彼岸花』関連商品
CATEGORY : [ゲーム「吉原彼岸花」] 2016/02/25 03 : 49

昨年9月に発売された乙女ゲーム『吉原彼岸花』ですが、ありがたいことに、様々な商品展開をしていただけることになりました。
ステラワースさんからグッズなども出ていますが、私のほうからは、関わらせてもらった商品について、ふたつほどお知らせを。

①『吉原彼岸花 楽曲集』2月26日発売
ゲーム内で使われたBGMと、OP曲、ED曲のフルバージョンが収録されたサウンドトラックです。
ブックレットにSSを書き下ろしさせていただきました。
オールキャラでわいわいしている、コメディ寄り(?)なお話です。
原画家らんぷみさんの挿絵がたくさん入っていて、お得感満載です。
各店舗の特典などは、公式サイトのこちらのページでお確かめください。

②『吉原彼岸花 公式ビジュアルファンブック』3月25日発売
詳細は、発売元のリブレ出版さんの特設ページをご覧ください。
販路が限定されているので、お求めの際は取り扱い店のご確認をお願いします(特典のつく店舗もあるようです)。
こちらでは、各攻略キャラクター視点のSSを5本、新たに書かせていただきました。
これまで雑誌に発表された既出SS5本も同時に収録されています。
描き下ろしのイラストや漫画も含め、とても贅沢な作りの一冊になっておりますので、なにとぞよろしくお願いします。

 



こめんと [ 0 ] 
新刊告知『小説 スミカスミレ』
CATEGORY : [物書き] 2016/01/16 01 : 45
新年のご挨拶もできないまま、すでに1月後半……。
相変わらず更新の間遠なブログですが、今年もどうぞよろしくお願いします。

本日は、ちょっと普段と違うお仕事の告知になります。
 『Cocohana』で連載中の少女漫画、高梨みつば先生原作、『スミカスミレ』のノベライズを担当させていただきました。
1月20日に集英社オレンジ文庫より、香月せりか名義で発売になります(公式HPから試し読みもできます)。
あらすじはというと……


家族の介護に追われて、気づけば60歳になっていた澄。
ついに一人きりになったとき、黎という不思議な猫が現れた。
澄が「青春をやり直したい」というと、黎は彼女を17歳に若返らせ、女子高生・すみれとして学校に通わせてくれて!?
ドラマ化コミックスの小説版!





ファンタジー要素のある設定ながら、主人公のすみれが初めての恋を経験したり、友情を築いていく心のときめきが、すごくリアルで魅力的だ! というのが、原作を読ませていただいたときの印象でした。
何より、すみれという女の子がすごく可愛くて、応援したくなるんです。
本当は60歳なので、最初は若い子のノリについていけないんですが、ただ戸惑ってるだけじゃなく、さすがの年の功でトラブルに立ち向かったり。
きらきらした青春のお話、しかも現代ものということで、とても楽しく新鮮なお仕事でした。
オレンジ文庫にはあとがきがないので、この場を借りて、素敵な機会を与えてくださった高梨先生と関係者の皆様に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

こちらの原作を元にしたドラマも、2月5日から始まります。主演はなんと桐谷美玲さん!
私も『スミカスミレ』一ファンとして、放映を楽しみにしています。

公式サイト「金曜ナイトドラマ スミカスミレ 45歳若返った女」



こめんと [ 0 ] 
新刊発売『背徳の恋鎖』
CATEGORY : [物書き] 2015/12/03 02 : 12

いつのまにか師走……!
というわけで本日12月3日は、『背徳の恋鎖』(ソーニャ文庫)の発売日です
あらすじは、こちら。

幼い頃に火事で家族を亡くしたアリーシャは、
血の繋がらない叔父のクレイに育てられ、溺愛されてきた。
紳士的で容姿端麗な彼。
だが、その結婚生活は破綻続きなことが、アリーシャには気がかりだった。
そんなある日、アリーシャは叔父の秘密を知ってしまう。
実は、彼は女性に欲情できず、それが原因で離婚を繰り返していたのだ。
大切な叔父を救いたいと願うアリーシャだが、
彼の巧みな言葉に乗せられて淫らな「治療」の手伝いをすることになり……。

需要はあるのかな、あるといいな、だって私はすごく好きだし……! と思いながら書いた叔父×姪ものです。
ソーニャ文庫さんとは初めてお仕事させていただきましたが、原稿へのアドバイスから、タイトルまで考えていただくというおんぶに抱っこっぷりで、本当にお世話になりました。
タイトルの『恋鎖』は『れんさ』と読み、『連鎖』にかかっています。すべて読んでいただくと、「ああ!」と頷けるタイトルになっていると思います。
表紙のヒロインの赤いドレスですが、これにもちょっとした意味があったりします。深みのある綺麗な赤で、見本誌をずっと飾っておきたいです。
イラストを担当してくださいましたアオイ冬子さんにも、改めましてお礼を申し上げます。
叔父様が本文中で、普通に考えるとちょっとマヌケなことをしてる絵があるんですが、それすらかっこいいってどういうことなの? と担当さんと唸りました。

こちら、特典として、ステラワースさんでご購入いただくと、アオイ冬子さんと私の複製サイン入りブロマイドがつくそうです。
また、ソーニャ文庫のメルマガ読者用のページから、『囲い込み』という番外編SSが読めるようになっています。
内容は本編中の書かれなかった一場面を、叔父様視点から描写したものになります。若干ネタバレも含みますので、読まれる際はご注意ください。

SSといえば、シフォン文庫さんのHPでも、12月15日から1ヶ月の間、『月下に滴る花雫』の番外編SSを再掲していただく予定です。
少し先になりますが、もしよければご覧になってやってください。
こちらは本編後のおまけエピソードで、タイトルは『王太子一家夫妻の肖像』です。どうぞよろしくお願いします。

 



こめんと [ 0 ] 
電子配信開始『平安秘めごと絵巻』&『ラブ・ミルキィ 濃蜜エロス短編集』について
CATEGORY : [物書き] 2015/10/30 11 : 29

およそ一ヶ月ぶりにこんにちは。
あっという間に年末の気配が迫ってきましたね。恐ろしい。
相変わらず浮上率が低いため、今日はお知らせふたつ、まとめての記事になります。


まずは、お知らせひとつめ。
8月に刊行された『平安秘めごと絵巻 貴なる兄弟と溺れる甘い禁悦』(シフォン文庫)が、電子書籍になって、本日より配信開始されました。
こちら、たびたびアピールさせていただいているのですが、一人のヒロインと二人のヒーローが三つ巴でイッチャイッチャするお話です。
そういうの嫌いじゃないよー、という方は、ぜひともこの機会に電子でどうぞ。
色事なら百戦錬磨の弟(ヒロインより年下)と、逆に堅物DTの兄(ヒロインより年上)と、どっちが人気なのかなーと気になっていたのですが、
なんとなく聞こえてくる声によると、半々かな……? というところが面白かったです。偏るかと思ってたのですが。

 

そして、お知らせふたつめ。
11月13日に、リブレ出版さんより『ラブ・ミルキィ 濃蜜エロス短編集』(乙蜜ミルキィ文庫)という小説のアンソロジーが発売になります。
こちらに『男奴隷の灼熱の誘惑』という短編を寄稿させていただきました。
え、ちょっと、奴隷って何さ。
って感じですが、ほんとにまんま奴隷ヒーロー(態度のでかいセクシーな肉食系男子)と、彼の主人である貴族のお嬢様(望まない結婚を前に憂鬱モード)の話です。
ちなみに舞台は、何気に初めてのアラビアンです。
執筆の依頼をいただいた際に、「普段は書けないような変な設定でもいいですよー」と言われたのを真に受けて、
「よし、やったことない舞台とヒーローにしよう」と意気込んだ結果、こうなりました。
いいのかなーと思いつつ書いたのですが、さらに驚くことには、この作品が本の一番目に収録されるんだそうで。
トップバッターと考えると緊張しますが、なるほど、前座のにぎやかしね! と思うことにいたします。
イラスト担当のCiel様が大変に色っぽい挿絵を描いてくださいました。この場を借りてお礼申し上げます。お忙しい中、本当にありがとうございます。
エロガッパ以外にも6人の作家さんと、1人の漫画家さんが参加されるというゴージャス仕様の短編集なので、発売日にはぜひぜひお手にとってみてくださいませ!
  



こめんと [ 1 ] 
『吉原彼岸花』9/25発売!
CATEGORY : [ゲーム「吉原彼岸花」] 2015/09/24 01 : 59

ブログではご無沙汰しております。ほぼ2カ月ぶり……。
夏の間はバタバタとあちこち飛び回っておりました。
年々体力が落ちていくのに、我ながらほんとよく出歩くなーと……。
お世話になったお仕事関係の方も、遊びにお付き合いくださった友人たちも、その節はありがとうございました。

さて、前々からちまちまと告知をしておりました、R18乙女ゲーム『吉原彼岸花』が、いよいよ明日、9/25に発売になります。
こちらのシナリオをほぼすべて、プロットから担当させていただきました。
振り返ってみると、かつてない長期のお仕事で、公私ともにいろんなことがあったなぁとしみじみしてしまいます。
大変なこともありましたが、一足先にテストプレイをさせていただいて、美しい絵と音楽、声優さんの素晴らしい演技を目にして(耳にして)いると、「やってよかった、報われた」と強く思いました。
シナリオは自分が書いたもののはずなんですけど、もろもろの演出が入るとすごく新鮮で、普通に一ユーザーとして楽しんでしまって。
18歳以上で、乙女ゲームに興味のある方は、ぜひぜひ遊んでいただきたいです。
小説だと「読んでみてください」と言うところ、「遊んでみてください」と言えるのも、ちょっと嬉しいですね。

江戸時代の吉原が舞台で、花魁が主人公というストーリーも、こういう機会でもなければ、なかなか形にできなかったと思います。
「悲恋もので」とお話をいただいたときは、普段、ハッピーエンドが基本の小説を書いてる身として「大丈夫かな……」とも思ったんですが、いざやってみると新たな挑戦に燃えました。メロドラマ、実は大好きなので。
もちろんR18作品である以上、桃色シーンも頑張らせていただきました。せっかく素敵なスチルがつくのだからと、あれこれぎゅうぎゅうに詰め込んでます(笑)
書いた側からすると、どの攻略キャラクターも等しく可愛いのですが、誰が人気出るのかなというのも、ドキドキする要素のひとつです。
江戸ものって、身分や職業による面白さがある程度あると思っていて、各キャラクターの生業について調べているのが個人的には楽しかったです。
参考のつもりで読んだ時代小説にどっぷりハマってしまったり。いつかまた、どういう形でかはわかりませんが、江戸時代物やれたらなぁと願っています。

いろいろ語ってしまいましたが、私はシナリオという一部を担当させていただいただけで、本当にたくさんの方の力とやる気で出来上がっている作品です。
常に前向きなスタッフさんや、丁寧にサポートしてくださった方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。
細かいところまで作り込まれていて、ちょっとした仕掛け(?)もあるゲームなので、ユーザーさんにも楽しくやり込んでいただけたらなぁと思います。
公式サイトからは体験版もダウンロードできますので、興味を持って下さった方は、どうぞ飛んでみてください。
この下がオープニングムービーです。未試聴の方は、雰囲気だけでも感じてみてくださいませ。



こめんと [ 0 ] 
新刊発売『平安秘めごと絵巻 貴なる兄弟と溺れる甘い禁悦』& 電子配信開始『旦那さまは年下狼!? 恥じらいノーブル・ウェディング』
CATEGORY : [物書き] 2015/07/31 01 : 32

どうも、長々しいブログタイトルですみません。
自分でも打ち込んでて息切れする感じですが、本日7月31日は、シフォン文庫の新刊発売と既刊の電子配信がたまたま重なる日なのでした。
とりあえず、ひとつひとつ宣伝を。



『平安秘めごと絵巻 貴なる兄弟と溺れる甘い禁悦』

【公式あらすじ】
母を喪い、双子の妹は宮仕えへ……独りぼっちで残された中流貴族の娘、紅葉(くれは)に救いの手を差し伸べてくれたのは、
乳兄妹である左大臣家の兄弟、斎(いつき)と周(あまね)だった。
しかし、紅葉を邸に引き取ったふたりは「どちらかを夫に選べ」と彼女に迫ってくる。
幼い頃から彼女に恋い焦れてきたふたりに、ひたむきな情熱をぶつけられ、無垢な身体を拓かれていく紅葉。
ふたりから同時に愛されるという禁断の悦楽に溺れてしまって――!?

本日発売の紙書籍です。
この表紙とタイトルとあらすじで間違う方はいないとは思いますが、改めまして、3〇ものです。
読む人を選ぶ題材かな……とドキドキしつつも、エロガッパを名乗って物書きしている以上、一度は挑戦すべきテーマですよね(?)
和風で3〇でというと、どっぷりドロドロしそうな感じなんですが、逆にさっくり読めるものになっているんじゃないかなと個人的には思います。あ、でも桃色シーンは、当然ねっとり頑張りました。
イラスト担当の緒花さんが描いてくださったダブルヒーローが、系統は違うのに、どちらも本当に魅力的です。
彼らの優しい顔も意地悪な顔も、ぜひぜひ本をお手に取ってご覧いただければと思います。
恒例のお知らせになりますが、今回も一部書店さんでは特典SSペーパーがつきます。
サイン本を置いてくださっている店舗もありますので、どこかで見かけましたら、どうぞよろしくお願いします。

 

『旦那さまは年下狼!? 恥じらいノーブル・ウェディング』

【公式あらすじ】
継母の計略によって死んだことにされてしまった伯爵令嬢レシータ。
メイドとしてひっそり生きていたが、再会した幼なじみのルーファスは、経緯を知るとすぐに婚約を宣言。
しかし侯爵家を継ぐために戻ってきた彼と結婚するには、何やら条件があるらしく…!?
自分が年上であることを気にしていたレシータも、彼のひたむきな情熱と甘い官能にからめとられ、生まれて初めての恋に落ちて…。
桃色ベッドイン・ラブ♪

こちらは、本日から各電子書店で配信開始になるコンテンツです。5月に出た紙書籍の電子版ですね。
初めて男子(年下)×初めて女子(年上)の、ピュアさゆえに暴走する、とろ甘溺愛エロコメ仕様になっております。
この原稿を書く直前まで、中華もの、大正もの、江戸もの……と漢字の世界観の作品が続いていたので、1年以上ぶりに取り組む西洋舞台がやたらと新鮮だったことを思いだしました。
ヒロインのストロベリーブロンド&純白ドレスというのは、ぜひ一度絵にしてもらいたいと思っていた組み合わせです。
リクエストをきいてくださった芦原モカ様、どうもありがとうございました!

来週はしばらく東京に滞在することになっていて、お仕事先にご挨拶回りをしたり、友人と会ったりの計画を立てております。
そして8月後半にも、観劇のための上京の予定が。
猛暑日が続く中、一ヶ月に二度の旅行というハードスケジュールで、無事に帰ってこられるのか……とりあえず自宅にいるうちに、進められるお仕事はなるべく進めてしまいます。
秋から冬にかけても、またいくつか告知できることがありそうですので、この夏は仕込み作業に精を出してまいります!



こめんと [ 0 ] 
『吉原彼岸花』発売予定日について
CATEGORY : [ゲーム「吉原彼岸花」] 2015/07/10 21 : 14

気づけば一年の半分も終わり、もう7月ですね! 
6月いっぱいは割とのんびりしていたのですが、今月からはまた、新しいお仕事の原稿に取りかかっております。
年内にはお披露目できる予定のものですが、色々な意味での冒険作なので、無事に書き上げられるかドキドキしています。

さて、タイトルにもあります通り、シナリオを担当させていただいた18禁乙女ゲーム『吉原彼岸花』の発売予定日が、9月25日に決定いたしました!
サンプルスチルやテキスト、キャストなども、公式サイトで順次公開されていく予定ですので、どうぞチェックしてみてください。
私もまた、このブログやツイッターでアナウンスいたします。

そしてお知らせをもうひとつ。
このゲームの攻略キャラの一人である、廻船問屋の伊勢屋惣一郎視点のSSが、7/4発売の『Sweet Princess vol.18』に掲載されております。
タイトルは『夢夜の残り香』。
雑誌に載ったSSはすべてゲームの前日譚なのですが、これも惣一郎が初めて吉原に足を踏み入れ、ヒロインの花魁道中を目にした夜のお話になっています。
こちらも合わせてお楽しみいただければ幸いです。

 

 

 

 

 



こめんと [ 0 ] 
新刊告知『平安秘めごと絵巻 貴なる兄弟と溺れる甘い禁悦』
CATEGORY : [物書き] 2015/06/28 08 : 01

そろそろ梅雨も明けるかなー、明けて欲しいなー、と思う季節になってまいりました。
まぁそのあとはガンガンに暑い夏が来るわけですが。そして私は夏生まれのくせに、暑さがめちゃくちゃ苦手なわけですが。
日焼け止めを塗るのも日傘をさすのも面倒臭いので、ますます引きこもりに拍車のかかる夏。
そんな時期になんなんですが、シフォン文庫から新刊が出ます。
『平安秘めごと絵巻 貴(あて)なる兄弟と溺れる甘い禁悦』
8月刊ですが、ちょっと前倒しで、7/31の発売になるようです。イラストは緒花さんにお願いすることができました。
ただいま公開中のあらすじはこちら。

乳母子として、左大臣家の息子・斎と周とは、きょうだいのように過ごした紅葉。
時がたち、実家が没落した紅葉を助けてくれたのは斎と周の二人だった。二人とも、紅葉を娶りたいと言い出して…!?

はい来た! やっと書けた! 満を持しての――と煽るほどのことでもないですが、エロガッパが初めて挑むちゃんとした(?)3〇ものです。
久しぶりの平安ものでもあり、すこーんと知識が抜けてることに焦りましたが、和風の世界観はやっぱり好きです。
平安舞台の3〇ものって、意外に見たことないと気づいて、じゃあ私がやる! と意気込んじゃいまして。
ダブルヒーローの扱いは難しかったですが、二人とも個性のベクトルが違う兄弟だったので、悩みつつ楽しみつつ書き上げることができました。
興味を持たれた方は、発売後にぜひ一度お手に取ってみてくださいませ。


上記のお仕事がひと段落したので、しばらくは直近の締め切りのない生活に、ほっと息をついております。
といっても、やるべきこと、やらせていただけることは、ありがたいことにまだありますので、あまりのんびりもしていられないのですが。
最近はせっせとレンタル店に通い、いろいろなDVDを借りて映画を見ています。
好きなジャンルは邦画だと、コメディorじっとりしたヒューマンドラマもの。洋画だとコメディかサスペンスかミュージカルです。
というと、恋愛ものが苦手だということがバレてしまいますね。
多分、最後に見た恋愛映画らしい恋愛映画は、『世界の中心で愛を叫ぶ』です。
それも、当時の同僚の女の子(美人)とデートしたくて、なんでもいいからと映画館に行っただけです。きらきらした純愛映画を、とても不純な動機で鑑賞しました。何年前だよ……。

 



こめんと [ 0 ] 
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