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宣伝します
CATEGORY : [物書き] 2009/07/02 01 : 02

Webコバルトで告知が出たので、こちらでもようやく報告します。
私、香月のデビュー文庫「ただいま神サマ募集中っ!」、今月の31日に発売になります。
どこまで内容に触れていいのかわかりませんが、楽しく笑って読んでいただけるものにしたいな、と願いをこめて書きました。
イラストがなんかもう素晴らしいことになってるようですよ!

ということで。今月は勝手に、文庫デビューキャンペーンとして、もうちょっと更新をマメにしたいなと……思うことは思うんですが、ほんと大したネタもない日常で。
ああ、そうだ、こないだ電車で赤っ恥かきました。
終電で帰ってたときのこと。疲れて寝てました。よくあることです。
で、電車が止まる感覚に目が醒めました。
駅に着いた、と思って飛び起き、ドアから走り降りようとしたら、どうも見覚えのない景色。
降りるべき駅のひとつ前だったんですが、寝ぼけてるもんで瞬時にそのことがわからない。
「あれ、ここどこだっけ?」と首を傾げてるうちに、扉が閉まりかけました。
そのときになってようやく事態を理解したものの、ものすごいダッシュで降りようとした手前、いかにも「間違えた!」というふうに踏みとどまるのが恥ずかしい。
このまま降りちゃおう、と身を乗り出しました。で、次の電車が来るのを待てばいいんだ――って、ちょっと待って、これ終電だから! まだこのあと乗り換えしなきゃいけなくて、この電車降りたら確実に家に帰れなくなるから!
なんて思ってるうちに容赦なく扉は閉まり。
挟まれました。頭。容赦なく。もうコントのように。
電車の扉ってねー、意外にソフトな挟み心地なんですよー。私みたいなアホをやらかす奴がいても、大怪我しないようにって配慮なんですかねー。
そのくせ、自力で扉こじあけるには微妙にハードな感じでねー。
隣にいたサラリーマンに助けていただきました……車両中の人の視線を浴びつつ次の駅に着くまでの数分が、ものすごく長かった……。
しかも頭抜けたと思ったら、今度は鞄挟んだからね。その状態で電車動き出したからね。
その鞄の中に、今回の原稿をプリントアウトした紙が入ってました。
ぐっしゃぐしゃのシワを伸ばしながら、あの夜の顛末を思い出して「ああああ」って呻きつつ推敲しました。

そんな苦労(じゃねーよ)を経て、お届けします、初文庫。
本屋さんに並んだ際にはぜひお手にとっていただけると嬉しいです。

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こめんと [ 1 ] 
もう4月?
CATEGORY : [物書き] 2009/04/02 00 : 50

前回の記事から一ヶ月以上放置してましたか、と時の流れに呆然としつつ。
何してたんだっけ、と思い返してみるに、真面目に仕事と物書きしかしてませんでした。本当です。
一日だけ京都行ったね。
一泊二日で岡山行ったね。
そして結婚式にお呼ばれしたね。
あれ、週一ペースでは遊んでる……?

結婚式では着物を着たんですが、美容院の先生に「まぁいい鳩胸!」とお褒めの言葉をいただきました。和服着るときしかプラスにならないです、先生。
「鳩胸」という言葉の意味を知らない幼稚園児の頃から言われてたけどね。そのときからなんとなく、「これは喜んでいいことなのか……?」というニュアンスは感じてました。別に鳩にマイナスイメージがあったわけでもないんですが。察するよね、オンナノコ。
ちなみに先生には「あなた骨盤歪んでるから骨盤体操しなきゃよ」というご忠告もいただきました。わかってる……けど面倒。ちょっと失格、オンナノコ。

女の子繋がりで言うと、昨日発売になった雑誌コバルトは「女の子至上主義!」特集ですね。
かわいらしい女の子が主役の作品ばかりが並ぶ中、受賞第一作である拙作は浮いてるなぁ……と思います。すみません、ものすごく空気読めてない。
ただし、イラストはとても可愛く描いていただきました!
直接お礼を申し上げる機会がなかったので、こんな場所で失礼しますが、藤馬かおり先生、本当にありがとうございました。「東京S黄尾探偵団」はリアルタイムで全巻買い揃えていました。HPのトップ絵が嬉しすぎて動揺しました。
好きだった小説の、好きだったイラストレーターさんが自作に絵を描いてくださる。
デビューするってことは、夢のようなことが実際に起こることでもあるんだなぁ……と感慨深いです。

よろしければ、ぱらりと目を通してやってください。
タイトルは「魔法少女と召喚(よば)れた俺と」。冴えない浪人生男子と天然(?)魔女っ子のエセファンタジーコメディです。



こめんと [ 0 ] 
風邪をひきました
CATEGORY : [物書き] 2009/02/02 22 : 05

喉の痛みが引いてくれません、困った……。
結局月イチ更新みたいになってて、こんなネタしかないのも困った。

ええと、すでにご覧になった方もいらっしゃるようですが、cobalt3月号にてノベル大賞の佳作受賞作「我が家の神様セクハラニート」を掲載いただきました。
ツッコミどころ満載なタイトルのおかげで、今後ずっと「セクハラの人」とか呼ばれていくのかなぁ、と思っております。それはそれで当たらずとも遠からずです。
挿絵は藤澤ヒトミさんに描いていただきました(ご了承いただきましたのでリンクを貼らせていただきます。藤澤さんのサイト→「Sharon」)。
藤澤さんからデビューお祝いということで、すばらしいプレゼントをいただきましたので、ここに公開いたします。

sekuhara.jpg













(左)主人公、七緒。貧乏な神社の跡継ぎ(?)娘。
(右)セクハラニート、ミズロー。ご利益を授ける力を持たない神様。神社の貧乏の原因。

受賞作の登場人物二人をカラーで描いていただきました! クリックすると更に大きく見られます。
こんな新人物書きにはもったいなさすぎるプレゼントです。黙々と原稿作業している中で、どれだけテンションあげていただいたことか。藤澤さん、改めましてありがとうございました!
藤澤さんの美麗な挿絵鑑賞のついでに、本文のほうもさらっと読んでいただければ、と願っています。

宣伝するにはまだ早いですが、5月号には受賞第一作の短編も掲載していただく予定です。
そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
 



こめんと [ 1 ] 
改めまして
CATEGORY : [物書き] 2008/12/02 21 : 40

ご報告をさせてください。
長年投稿生活をしてきた私ですが、このたび幸運なことに、コバルトノベル大賞の佳作をいただくことになりました。
お祝いのメールをくださった方、雑誌を「見たよ」と言ってくださった方、ありがとうございました。
頑張れる場所を与えてもらっている限りは、できることは出し惜しみせずにやり、できないこともできるようになってやる!という気概で、これからも小説を書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

お礼かたがた、少しだけお話しさせてください。
座談会でも語らせていただいたんですが、私はとても創作仲間に恵まれていたと思います。
感想をいただいたり、作品を読ませていただいたり、オフ会も頻繁にさせてもらって、一生付き合っていきたい友達もできました。
その人たちの存在がなければ、きっとあと10年でも20年でも投稿を続けることになっていたと思います。投稿は半ば生きがいだったので、それでも好き勝手に書き続けていたことは間違いないんですけど……。
9年前にも一度、最終選考に残って落ちたことがあります。
そのときは「リベンジしなくちゃ」って気持ちで焦って、正直苦しかったです。小説を書いていることも大学では秘密だったし、社会人になってからもそうで、行き詰まったり悩んだりしても、自分一人で解決するしかありませんでした。そうして選んだ答えが正解かどうかもわからないのに、創作というのは、そういうストイックなものだと思い込んでいたんです。
だけどネットを始めて、投稿者支援サイトに出入りさせてもらって、知り合いができて、作品をやりとりするようになって……小説を書くというのは一人でやることだけど、一人で苦しまなくてもいいとわかったとき、やっと楽になれました。
嬉しい意見も甘くない意見もいっぱいもらって、今の自分は創作仲間さんたちに育てて頂いたようなものだと思ってます。
技術的な指導もそうですが、何より、「あの人に読んでもらうために頑張って書こう」と思い続けられたことが、年間100枚程度しか書かない状況を変えてくれました。そして先にデビューされたり、大好きな作風の小説を書く方が身近にいたことも、本来怠け者な私を駆り立ててくれました。締め切り前になるとアクセス数の増えるブログは、「見ている人がいるから『書けませんでした』とは言えない」という緊張感を与えてくれました。会ったことも話したこともない人にまで、勝手ながら支えていただいたと思ってます。一言では言えないくらいに感謝しています。
デビューにあたり、どうしてもこれだけはお伝えしたくて、このブログを作っておきました。
今後の更新はどの程度できるか、はっきりわからないのですが……投稿者でなくなる以上、だらだらと続けるのもどうかなと思ったりするのですが、ちょっと様子を見て決断させてください。もしも閉じることになれば、必ず御挨拶します。
何度も繰り返しになりますが、本当にありがとうございました。



こめんと [ 8 ] 
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