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新作発売『狡猾な被虐愛』 |
前回のブログからは2ヶ月ぶりです、こんにちは。
緊急事態宣言も解除されて、でもまだ油断はできなくて……という状況ではありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 私は自粛ストレスが食欲に直結した上、筋トレ教室にも通えなくなって、自分史上最高の体重を叩き出した結果、焦りを突き抜けて達観しました。別に私が肥えようが、誰も困りませんやん。 もしもダイエットに成功したら、次のブログの更新時に報告する――という目標を立ててはみますが、そんな宣言など何もなかったようにスルーしてたら察してください。 さて、新刊の案内です。 6/3に『狡猾な被虐愛』(ソーニャ文庫)という本が発売されます。 あらすじは以下のとおり。 ――ああ、姫様……俺なんかに、こんなご褒美を……っ 子爵令嬢の小早川環は、父の借金のせいで没落し、遊郭に売られてしまう。 初客として現れたのは、かつての下男で、初恋相手でもある相馬圭吾だった。 今や実業家として成功した彼は、大金を支払い環を身請けする。 だがそれは、妻や愛人にするためではなく、環にふさわしい伴侶を見つけるためだという。 昔のように「姫様」と呼び、嬉々として下僕のようにふるまう相馬。 縮まぬ距離に傷つく環だが、深夜の浴室で、己に向けられる変質的な欲望を目の当たりにし――!? 卑屈な忠犬実業家×素直になれない没落令嬢、罪と悔恨で歪んだ主従愛! ソーニャ文庫さんで書かせていただくのはしばらくぶりですが、コメディだった前作『寡黙な夫の溺愛願望』からは一転、大正時代を舞台にしたシリアス調の作品になりました。 プロットを提出したときのコンセプトメモは、「主従もの」「ヒロインを敬い、崇拝するヒーロー」「拝跪の美学」「絵面のキレイな『痴人の愛』」でした。 そんなわけで、タイトルからも察せられるかと思いますが、今作のヒーローはM系男子です。 愛の形は多種多様ですが、いわゆる乙女系小説だと、主導権を握ってくれるヒーローのほうがウケはいいよなぁ……と、一応ためらったりもしたんです。 でも、たまには変わり種ヒーロー書きたい! どうせ書くなら突き抜けたHENTAIにしたい! と開き直り、思い切ってプレゼンした結果、書かせていただける運びになりました。ソーニャ文庫さんの懐の深さ、素晴らしすぎる。 女性上位の主従もの&敬語男子&久しぶりの大正時代。好きなものをすみずみまで詰め込んで、満足いくまで書き尽くしました。 ヒーローの癖が強いので、誰にでもおすすめできる話ではないかもしれないのですが、お気に召していただけたなら、いつも以上に嬉しいです。 イラストを担当してくださったのは、藤浪まりさんです。 以前に和装のイラストを拝見してから、その艶っぽさの虜になり、また和物のお話を書くことがあればぜひお願いしたい……という希望を叶えていただきました。 表紙の美麗さは言わずもがななのですが、本文挿絵のクオリティもすごくて。 特に4枚目のイラストが……えっ、そこ、×××で表現しちゃうのですね!? と瞠目し、感動し、「この絵が生まれるきっかけを作ったなら、私、今回めっちゃいい仕事したな」と自画自賛したくなりました。いや、本当に素晴らしいのは、そこに挿絵指定した担当さんと、想像以上の力で打ち返してくださった藤浪さんなんですが。 他にも色々とけったいなものや、ややこしいものを描いていただいて、本当に感謝しています。ヒーローの表情がどれも最高なので、これから読まれる方々は、どうぞじっくり鑑賞してください。 試し読みはソーニャ文庫公式サイトのこちらから。 また、この作品の番外編SSが、会員限定コンテンツから読めるようになっております。 タイトルは『誓いの枷』で、時間軸は本編のエピローグの手前にあたる時期です。本編読了後に、おまけとしてお楽しみください。 電子配信は7/2から始まる予定です。電子書籍派の方には少々お待たせする形になりますが、なにとぞよろしくお願いします。 PR |
こめんと [ 0 ] |
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