「不埒なロマンス小説の書き方」発売前日となりましたー。
今回も一部の書店さんでは特典SSペーパーの配布があり、さらに一部の書店さんではサイン本を購入していただけます。
サイン本に関しては、達筆じゃなくてすみませんとしか言えないのですが、ペーパーSSは森白ろっか様の秘蔵線画とともにお楽しみいただければいいなぁと思います。本編の中では描かれなかったワンシーンです。
「不埒な~」は、個人的にずっと書きたいなぁと思っていた、「小説家志望ヒロイン&変態編集者ヒーロー」という設定で、シフォン文庫でお仕事できることになったとき、いつか形にしたいとめらめらしてました。思ったよりも早く本にすることができてとても嬉しいです。
ドSキャラや俺様キャラというのは、実はあんまり(書くのが)得意じゃないのですが、「この人は変態だから」と自分に言い聞かせることで、「(変態な)ドS」「(変態な)俺様」として楽しく書けたヒーローです。デレるときまで一貫して変態で。
表紙絵だけ見てると、そんな変態だとは思えないスタイリッシュヒーローなんですけどね。パッケージは大事です。森白さんのスーツ男子大好きです。
こんなに涼しげな顔をしている彼が、中の挿絵では、あんなやこんな……です。あえて着衣と脱衣のシーンを書き分けた私、えらい。自画自賛。
シフォン文庫公式サイトでは本文試し読みもできますので、よろしくお願いします。
ところで、まったくの私事なのですが、このたび、長年勤めた書店を退職しました。
素敵な先輩、後輩、上司、お客さん、版元の営業さんに、作家の先生、毎日眺めるだけでもわくわくした新刊の山……と、お別れしたものが多すぎて、しばらくはひたすら寂しかったのですが、ようやく新しい生活にも慣れてきました。
新しい生活、すなわち、常に卑猥なことばかり呟いてるセクハラニートライフ。ここにきてデビュー作のタイトルを自ら体現してますよ。
完全なるニートと化さないように、物書きも頑張りたいものです。
またまた気の早い告知ですが、6月1日発売の雑誌コバルトに、短編というのか、中編というのか、100枚の小説を載せていただく予定です。こっちは久しぶりの香月名義で。
また発売日が近くなってから、いろいろお話できたらと思います。
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