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字の話
CATEGORY : [日常] 2009/12/15 00 : 17

ちょっと改まった手紙を書かねばいけないことになり、「こういうときは万年筆で書くんだよ」と教えていただきました。

……いい歳して恥ずかしいのかもしれないけど、万年筆って持ってないや。

うーん、何かの記念でいただいたような気もするんですが、どこにやったのかが思い出せない。
ひととおりごそごそ探してみて、ふと目に止まったのは。

漫画用のペン軸とペン先(Gペン)。

実は中・高校生の頃、漫研部員だったんです。
Gペンと万年筆のペン先って、なんか似てない? これで誤魔化せない?

いや、しかし待て。
私は結局、付けペンを使いこなせないまま部を卒業した女。
何故って……筆圧が高すぎるんです! 紙の上をサラサラ走るどころか、紙自体をごりごり削っちゃうくらいに。
当然、飛び散るインク。割れるペン先。もともと上手くもない絵が、更に悲惨なことに。

やっぱりダメだダメだ、万年筆買ってくるよ。

しかしなんでそんなに筆圧が高いのか。
考えてみると、やっぱり正しい鉛筆の持ち方ができてないからかなーという結論に達しました(これもいい歳して恥ずかしいけど)。
半年に一回くらい、「今年こそ正しい持ち方をマスターする!」って気持ちになって、練習を始めるんですけどね。続かない。
当然、字もキレイじゃないです。キレイな字を書く人ってそれだけで憧れます。

そんな私が一番尊敬するのは、黒板にチョークでキレイな字を書く人、です。
ほんとね、学校の先生とかすごいと思う。癖とか味とかはあるにしろ、さらさらさらーっと書くでしょ。しかもまっすぐ。
学生だった頃、数学の授業中に当てられて、黒板に数式を書かされるのがものっすごい嫌でした。
数学自体得意じゃなかったけど、まず字が汚い上、どう頑張ってもへなへな歪んで、式が右下がりになるんだもん。
チョークと黒板がこすれるキシキシする感じも嫌で、「黒板に字を書きたくない」っていうだけの理由で、教職取るのやめた女でもあります。
その苦手意識さえなかったら、もしかしたら学校の先生を目指してたかもしれない。

という話を、実際に教師やってる友達にしたら、「最近は黒板じゃなくホワイトボードになってる学校も多いけどね」と言われました。ほんとに!?
どっちみち無理だけど。ホワイトボードはホワイトボードで、マーカーが無駄につるっと滑るんだよね……。

そんなとりとめのない記事の最後に持ってくるのも申し訳ない感じですが、リンクを追加しました。
先日のパーティーでお話させていただいた、イラストレーター風都ノリ先生の「海苔巻きブログ」です。相互リンクです。わっほい!
ノリ先生とは、私がGペンを使いこなせず四苦八苦していた頃から某所にて遠いご縁がございまして。こんな豚に優しくお相手していただき、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします(女体同盟、ぜひやりましょう)。

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こめんと [ 1 ] 
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COMMENT
こんにちは
文庫の発売まであと十日ですね!
勝手にカウントダウンしたくて参上してしまいましたよ。

やっぱり「つけペン」というプロい感じの道具に気後れしてマンガ道をあきらめてしまう御仁も多いんですね。
実は意外に、サインペン使用でヒットを出した漫画家さんってのも多いらしいですよ。
どうスか、久々に一枚。
【2009/12/1503:21】||りー#4fc1603cbd[ EDIT ]
Re:どもども
あと十日。……ホントだー(呆然)。

プロい道具は使いきりませんでしたねぇ。でもスクリーントーンとか、カラーインクとか、100色の色鉛筆とか、アイテムだけはいまだに揃ってるんですよー。高校生には思い切った出費だったから、いまだに捨てられないの。
久々の一枚は、じゃありーさんにお約束のアレを(笑)
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